2013年10月11日金曜日

英国ビザ申請手続き3 資金証明に一苦労

英国ビザ申請手続き2 息子がパスポートを取得するまで

夫自身のビザ申請および、息子のパスポート取得までは、何の問題もなくスムーズに進んだのですが、その後、様々な問題が起こりました。

提出書類の再確認

息子のパスポート申請後、ビザ申請の手続きを始めました。まずは、ビザ申請には、事前にオンラインで必要事項を記入する必要があります。オンラインでの申請書類は、一人分でも結構な量でこれを間違いなく正確に記入するのは、骨の折れる作業です。我が家の場合は、子供が2人いるので、子供の分も含めて3人分別々に記入せねばならず、結構時間がかかりました。

オンラインの申請書類の中には、いくつかよくわからない質問事項もあり、また、ビザ用の写真の条件もUK Boader Agencyのホームページのどこに書いてあるかイマイチよくわからなかった為、また、VFSコールセンターに電話して確認することに。しかし、ここで、衝撃の事実が発覚します。

衝撃の事実1

VFSコールセンターでは、オンライン申請書類に記載してある質問事項について、どのように記載すればよいかなどは一切答えないとこのこと。これは、審査に関わることだから答えられないということでした。うーん、、、、


衝撃の事実2

夫がビザ申請する時、後で私と子供達がTier5 ParterとTier5 Childとしてビザ申請する際に必要な書類は、(1)家族であることの証明として戸籍謄本と翻訳証明書付きの英訳書類 (2)申請者のパスポートの2種類だと聞いていました。しかし、もう一度電話で確認してみると、何と、もう一度私たちが申請する際にも、財務証明としてMain applicantである夫名義の銀行口座の通帳の原本が必要だと言われました。しかし、夫のビザ申請の際に資金力の証明として提出した銀行口座の通帳は、イギリス入国の際にも必要かもしれないと念のために夫がロンドンへ持って行ってしまっていました。

衝撃の事実3

必要書類について、事前に確認していたにもかかわらず、結局はじめに確認を取った時に間違った情報を与えられていたことになります。これはコールセンター側のミスではないか?と問いただした所、さらに衝撃の答えが返ってきました。衝撃の返答の概要は以下の通り


  • イギリスのビザ申請の要件等については、すべてホームページに記載している。
  • VFSコールセンターでも、はじめのアナウンスでホームページで要件等を確認するように行っている。
  • ホームページに書いてあることと、VFSコールセンターで得られた情報とに矛盾がある場合は、ホームページに記載されている情報が優先される。コールセンターで銀行口座の通帳原本が必要だと言われなかったとしても、ホームページに必要だと書いてあるんだから、それを確認しない方に落ち度がある。ちゃんとホームページを確認すること。

とのお答えでした。うーん、、、、、

財務証明をどうするか?

Tier5のビザ取得には、以下のような条件で銀行口座に預金があることを証明する必要があります。


  • Main applicantに対して900ポンドの銀行預金。
  • Dependent1人に対して600ポンドの銀行預金(=パートナー1人と子供2人の場合は合計で1800ポンド)。
  • 上記の合計額が90日以上継続して銀行に預金されていること。
  • 銀行預金の証明書は、ビザ申請の1ヶ月以内であること(通帳で証明する場合は、最後に記帳した日付がビザ申請の1ヶ月以内)。

また、これらの銀行口座の名義人は、基本的には、Main applicantでなければなりません。そして、日本の多くのネット銀行の場合は、イギリスのビザ申請に必要な証明書を出してくれません。我が家の場合、ネット銀行をよく利用していた上に、ネット銀行以外の預金については、夫の渡英前後で銀行預金を色々と動かしていたために、必要な預金残高が90日以上継続している夫名義の銀行口座は、この時点では、夫がイギリスに通帳を持っていっていた口座のみでした。1ヶ月ほど待てば、他の夫名義の口座でも、上記の財務証明の条件を満たすことができたのですが、私自身が大学院入学のためにパスポートを携帯しなければ受験できないIELTSを受ける予定だったため、とにかく焦っていました。ということで、ちょっと危ないかな。と思いつつ、夫がイギリスに持って行った通帳を日本に郵送することにしました。

しかし、この日本への郵送にも一波乱がありました。




なお、ここに記載されている情報は、2013年5月頃の我が家のケースです。そして、イギリスのVisaに関わる法律等は、とても頻繁に改正されているようです。最終的なビザ手続きに必要な条件や書類等は、ご自身でUK Boader Agencyのホームページ等でよくご確認ください。

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