2013年9月28日土曜日

ボキャブラリー増やそうと洋書を読んでたら、、、

出産後、大学院入学準備のために、IELTSという英語試験で必要なスコアを取る必要があり、そのために出産後すぐ英語の勉強をするようにしていました。が、さすがに出産後にガツガツ勉強するのも身体にあまり良くないかなぁ。ということで、産後暫くは、本当に楽しそうな英語コンテンツに触れる程度にしていました。

その時に見たのが小説家エリザベート・ギルバートが4年前におこなったTED Talkでのプレゼンです。



ここ数年、学位取得に資格試験に結婚に出産に育児に仕事に、、、と追われていたため、ベストセラーとか映画とかの情報にはすっかり疎くなっていました。
そして、彼女の本"eat pray love"がベストセラーだったことも、映画になっていることも全然知りませんでした。が、このTEDのプレゼンを聞いてから、急に久しぶりに長編小説を読みたくなりました。

本屋に行き、洋書コーナーに行くと、この本は「TOEIC730点レベルの人にオススメ!!」と銘打って目立つ所にドドーンと置いてあり、早速手に取り即買い。ちょうどIELTSの勉強に行き詰まっていたこともあり、ちょうどいい息抜きになるかな。。。と。

読んでみると、使用されている単語はある程度フォーマルでIELTSに必要なアカデミックな単語も散らばっており、ボキャブラリービルディングには良さそうです。そして、文章は読みやすく、話も面白い!人生についても色々考えさせられるんですが、その中でも、一つ目に止まった言葉が、コレ。

"it is better to live your own destiny imperfectly than to live an imitation of somebody else's life with perfection." (eat pray love, Elizabeth Gilbertから引用)

また、タイトルにもあるように"pray"も一つのテーマで主人公はたくさん瞑想をしています。そして、この小説に出てくる宗教観には、なんだか私自身共感を感じる部分がありました。といっても、あくまでなんとなく共感するだけ。この小説読んだだけじゃ、なんとなく、この共感した感じを説明できずにいました。

そして、eat pray loveを読了後ふと本屋さんに立ち寄って、衝動買いした本が「アメリカで仏教を学ぶ」という本。この本を読むと、瞑想と、仏教と、一神教の関係性の捉え方の一つの考え方を知る事ができます。日本にいると見えない仏教の片鱗も感じることができます。そして、この本を読むと、eat pray loveでアメリカ人の作者が宗教観について語っていた内容について、より深く理解出来た気がして、少しスッキリしました。

最後に、なんとなくバランス(?)をとった方が良いような気がしてもう一冊購入した本が「ふしぎなキリスト教」という本。この本もなかなかよく売れている本で、かつ、賛否両論のある本のようです。今、本の半分くらいまで読み進んでます。たしかに、人によったらこの本は、全否定したくなるかもしれません。が、いろんな視点から考えるという観点からは、やはり面白い本です。


英語の勉強と思って、久しぶりにペイパーバックを買って小説を読んだ訳ですが、このeat pray loveを読むついでに、日本語で2冊も宗教関係の本を合わせて読むと、海外に行って、「あなたの宗教は何ですか?」と聞かれた時に自分なりの答えを見つけやすくなるんじゃないかなぁ。自分自身が何を信仰しているのか断言できないけれど、でも、「無神論者です。」とも断言できない方。もしかしたら、この3冊セットを読めば、何かしら自分なりの答えが見つかるかもしれません。



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